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【イベントレポート】いきかたろーぐvol.1 〜やりたいことってなんだろう〜

こんにちは!いきかたずかんです。

先日「いきかたろーぐvol.1 〜やりたいことってなんだろう〜」を開催致しました。今回は、、いきかたずかんにとって初となったこのイベントの模様を振り返ります。



 



「やりたいことってなんだろう」


就職活動を目前とした学生も、毎日働く社会人の方も、きっと多くの人が考え、ぶつかったことのある壁だと思います。「やりたいこと」をできる人生って幸せかも。だけど、私のやりたいことってなんだっけ。


本イベントは、3名の起業家の方を招き「やりたいこと」に対する考え方や、「やりたいことの見つけ方」についてみんなで考える会となりました。


 

今回ゲストとしてお越しいただいたのは、

合同会社meets newのCEO 金田謙太さん

同じく合同会社meets newのCCO 河野涼さん

合同会社Staylink共同代表 柴田涼平さんのお三方。


海外の大学から日本のIT系企業に勤務した後、デザイン会社meets newを立ち上げた金田さん。

大学から広告代理店を経て、金田さんとともに、デザイン会社meets newを起業した河野さん。

大学卒業後すぐに、北海道でゲストハウスを経営する会社を起こした柴田さん。


三者三様のキャリアを歩み、起業されたゲストの方々。ですが今回は「起業」ではなく、あくまで「やりたいこと」をテーマとして設定させていただきました。ゲストの方々が「やりたいこと」をどのように見つけ、どう向き合っているのか。そんなお話を伺う会として企画しました。


金田謙太さん

そして今回は、参加者の皆さんにスマートフォンを使ってリアルタイムでコメントを投稿してもらい、それを前方のスライドに匿名で表示する仕組みを導入しました。参加者の方々にも、お話を聞くだけでなく自分の生き方について考えてみてほしいという思いから導入したこの仕組み。ゲストと参加者が相互に響きあうような場を目指しました。


河野涼さん

さらに、ゲストのご紹介でお越しいただいたあるがゆうさんが、会の流れを絵や図で記録する「グラフィックレコーディング」を行ってくださり、イベントに彩りを加えてくださいました。


グラフィックレコーディングを担当してくださった、あるがゆうさん

 

イベントではまず初めに、参加者一人ひとりが今思う「やりたいこと」を考え、共有する時間をとりました。

前述したコメントシステムによって、前方のスライドに皆様のやりたいことを匿名で映し出すと、様々な「やりたいこと」が並びました。「周りの人はこんなことを考えているんだなあ」という興味深そうなお顔や、「そういう表現でもいいんだなあ」と感心するお顔、「あ、あの文章誤字があるぞ。」と少しニヤッとされるお顔も見ることができました。


自分の「やりたいこと」を一度整理した後、いよいよゲストのお三方が登場です。お三方それぞれの自己紹介を経て、「やりたいこと」に関するパネルディスカッションが始まりました。


柴田涼平さん

パネルディスカッションでは、「やりたいことの見つけ方」「やりたいことを仕事にするには」といった質問から始まり、お三方それぞれの「やりたいこと」観が語られました。会が進むうちに、次第に参加者からのコメントも熱のこもったものになっていき、自分の悩みや、人生を重ね合わせたような質問も出始めます。それに対してゲストの方々も真摯に向き合ってくださり、それぞれの考え方が交わる空間となっていきました。


コメントの数も増え、会が盛り上がりを見せる中、残念ながらお時間が来てしまいパネルディスカッションは終了となりました。





最後に、あるがさんが描き上げてくださったグラフィックレコーディングが発表されると、会場からは「すごーい!」と感動の声が。(グラフィックレコーディングの写真は、記事の最後にあります!)

お三方の顔も描かれたかわいらしいグラフィックレコーディングが完成したところで、「いきかたろーぐ」第一弾は終了となりました。



 


「生き方」に関するそれぞれの考え方が交わる場となった今回のイベント。私たちいきかたずかんもたくさんの気づきをいただきました。


今回、司会を務めたいきかたずかんメンバーは、こんな感想を抱いたそうです。


 

今回の会を通して「やりたいこと」の捉え方自体も人それぞれであると感じました。


やりたいことは「ストレスなく続けられる好きなこと」かもしれないし「自分が昔から好きなことに関すること」かもしれないです。でも他には、「”コト”から考え始めるのは難しいから、自分が幸せな状態にいること」でもあるかもしれません。この場合は、よく状況説明で使われる ”5W1H” を用い、どの要素が自分にとって一番重要なのか把握することで、なりたい状態に近づけるというお話も聞くことができました。


また、過去の体験を振り返り、自分が好きだったものを要素分解してみることも自分のやりたいことを見つける上でのヒントになります。「サッカーが好きだった!」その要素を細かく分析してみると、「チームメンバーそれぞれが自分の役割を全うすることで、1人ではできないことが成し遂げられる」という要素に自分はワクワクしていたと気づくかもしれません。それならその要素があるものを探してみる、という手法もあります。



また、そうしてやっと「やりたいと思えることを見つけられた!」としても、「本当にこれが私のやりたいことなのかな?」と迷うこともあると思います。でも、やりたいことに対して確証を持つことは難しいと思うから、見つけたやりたいことをとりあえずスモールスタートでやってみることが大事なのかもしれないと感じました。


やりたいことが見つからなくて苦しいなと思っている人にとっても、とりあえずやってみるの考え方は打開策になる可能性があります。


「今の自分がなんとなく興味があることに3ヶ月本気でコミットしてみる、3ヶ月やれば少しだけでも価値を生み出せるようになる、そうして3ヶ月で得られた価値に自分が共感することができれば続ければよい」というやり方があることも、この会を通して学べたことだなと感じています。


このイベントを通して、やりたいことは変わるものだし、それが一番のやりたいことなのかはわからない。だからこそ、「やってみる」が大切で、スモールスタートで良いから、経験してみる。それで違うなと思えば辞めてもよい。それを繰り返していくことで本当のやりたいことに近づいていけるのかなと感じました。





また、柴田さんがお話してくださった言葉もとても印象に残っています。

「失敗もたくさんあるけど、でもそれも振り返ったらいい思い出。人生は所詮思い出づくり、あとで笑って話せるような人生になればいい」



答えのないことだからこそ、色んな人の考え方に触れられる機会は貴重であり、今後もそんな場を作っていきたいと思いました!


 

今回のイベントが参加者の皆様にとって少しでもお役に立てていましたら、いきかたずかん一同とても嬉しいです。


イベントを一緒に作り上げてくださった河野さん、金田さん、柴田さん、グラフィックレコードをしてくださったあるがさん、そして参加者の皆様、本当にありがとうございました!




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