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【いきかた図鑑No.10】~2020年度のいきかたずかんを支えた19期~

目次

今回のインタビューについて

インタビュー本編

ー「価値観を広げる」いきかたずかんの活動

ー尊敬する人っていうのはいないかもしれない

ー身近な人の幸せが自分の幸せかもしれない

ーゼミに入ってから新しい価値観を得た、自分の路が広がった

ー牛ゼミ終わっちゃうんだっていう実感が強い

ー小さなことでも自分の中で楽しみながら働けたら良いな

ー過去は未来の自分によって再評価され変容していくもの


今回のインタビューについて

今回は、2020年度インタビュー企画最終編としていきかたずかん20期が19期の先輩(詩織さん、茉友さん、果南さん)にインタビューさせて頂きました。先輩方がいきかたずかんに入った経緯から、それぞれの価値観、社会人としての意気込みまで盛りだくさんの内容となっています。

ぜひ最後までお楽しみください!





「価値観を広げる」いきかたずかんの活動

ー早速ですが、先輩方がいきかたずかんに入った理由を教えてもらってもいいですか?


茉友さん(4年生になったとき)

私は3年生の時はunispo入ってて、4年生になるタイミングでいきかたずかんに入ったんだよね。入った理由を端的に言うと、人の人生・キャリアに興味があったから。就活とか長期インターンとか入ゼミ活動をやってて、人の人生の選択肢に自分が携わっていくのが楽しいなって気付いたから、今まで力を入れていたunispoからいきかたずかんに、活動をシフトすることに決めたんだ。もう一つの理由は、自由な生き方をしている周りの友達に刺激を受けて、私も自分から色々な生き方をしている人の話を聞くことで、新しい価値観を知りたいと思ったからかな。


詩織さん(3年の冬)

私はちょうど一年前(3年生の冬)にいきかたずかんに入ったんだけど、いきかたずかんが問題意識とする「与えられたレールにのった人生、色々な生き方を知らない」ってまさに自分じゃん!と思ったことがきっかけかな。今までずっと親に敷いてもらったレールの上を歩いてきた人生で、周りにもいろいろな生き方をしている人がいなくて、他の生き方を知らなかった。そんな中で、いろんな生き方や価値観を学びたい・触れたいって思ったなあ。あとは、後付けかもしれないけど、人の意見を聞いて価値観を学んだり自分の視野を広げたりするのが成長に繋がると思ってて、いきかたずかんの活動を通して生き方・働き方の軸で多くの人に関われるかなと思ったからかな。


果南さん(3年の夏)

私が3年生の夏にいきかたずかんに入った一番大きな理由は、単純に先輩たちの雰囲気がよかったから(笑)いきかたずかんの初代の3人の先輩方は、なんていうか、全員ちゃんと深く考えてるし内に秘めてるものがあるけど、ガツガツしてない、押しつけがましくない感じで、それが良いなと感じたんだよね。あともう一つは、より多くの選択肢を知っておきたいと思ったからだね。きっと私は大企業に就職して生きてくんだろうなとは思ってたけど、だとしても他の選択肢を知っているのと知ってないのでは全然違うなと思ってて。他の選択肢を知らないで生き続ける状態って怖いと思うし、知った上でこそこれから先の人生で柔軟な選択ができるようになると思ったんだよね。あとはそういう機会を自分だけじゃなくてゼミ員とも共有したいなって思ったから、ゲストスピーカーを呼んだり自分を見つめなおす機会を提供できるいきかたずかんに魅力を感じて今まで活動してきたかな。


ーなるほど、「価値観を広げたい」っていうのは皆さん共通してて、でも他にもそれぞれの想いがあるんですね。それでは次に、いきかたずかんで印象に残っていることはありますか?


茉友さん

(悩んでる顔)うーん、ゼミ選びWSかなぁ。ゼミ選びWSは毎年企画しているものだけど、今年は2回実施したってのが例年と違うところで、2回目のWSは本当にゼロから自分たちで企画して作ったから、かなり会議を重ねたし、みんなで試行錯誤したよね。だからこそ自分の中では結構思い出深いイベントだったなって、今振り返って思ってる。


詩織さん

一番印象に残ってることは、牛島先生にインタビューしたことかな。自分にとって初めてのインタビューという新鮮さもあったし、自分たちを指導している教授に、生き方について聞く機会って今までなかったから、普段あまり自分のことを喋らない先生から、「そういうことを思ってゼミやってたんだ」っていうのを知れたのは印象的だった。


果南さん

私も牛島先生にインタビューしたことは印象的だった!先生の、流れに身を任せる生き方が最初から最後まで感じられたインタビューだったよね。ギラギラしていないけど、そこが本当に魅力的だなと思って、自分もこういう風でありたいなと考えるようになったきっかけかも。あとは昨年度の、おにぎりの会。ゼミが終わった後に、みんなで教室でおにぎりを握りながら「自分が他人からどう見えてるか」を話すっていう一風変わったイベントだったんだけど、その時に先輩から、「果南は最初はがつがつしてるタイプなのかと思ってたけど、意外とバランス型だよね。その場によってリーダー役になったりサポート役になったりしてチームの足りないところをすかさず補えるし、誰かが輪の中に入れていないときにそばに行って話しかけているのを見て、周りをよく見てるんだなって思った」って言ってもらって。それまでは「自分って、これといった突出した能力が無いなあってマイナスに考えていた部分を、プラスの方向に昇華させてもらえた瞬間だったの。そういう風に、視点を変えれば自分が傷だと思ってる部分が急に輝かしく誇らしく思えてくることもあるって気づかせてくれたこのイベントは、いきかたずかんの活動として有意義だったなって思う。



ーいきかたずかんの活動を通して得た力などはありますか?


茉友さん:得た力かはわからないけれど、いきかたずかんの活動を通して、人生っていろんな生き方、進み方があるんだなっていうのを直に学ばせてもらった。今年は特にオンラインだったからこそ、普段出会えないような様々な人の話を聞く機会があって。私の今後の人生においてヒントとなるようなお話も沢山聞けたから、本当に入ってよかった!


詩織さん

いきかたずかんで学んだことはは、多様な人の生き方・考え方。同時に、自分は人の話を聞くのが好きだと気付いたし、今まで自分が知らなかっただけで、自分から情報をつかみに行けば、世の中には多様な生き方・考え方をしてる人が沢山いるって感じたんだよね。自分の固定観念にとらわれず知ろうとする、情報をつかみに行こうとする姿勢が大切なんだって実感したかな。


果南さん

変わったことは、そんなにないかも(笑)。いきかたずかんの活動を通して、気楽に生きれるようになったかもなぁ。



ー尊敬してる人はいますか?


果南さん

尊敬する人っていうのは今のところいないかなあ。尊敬している部分が色んな人にある感じ。特に自分の周りにいる近しい友達は尊敬する部分がたくさんあるんだよね。その中でも、大学1年生から仲良い友達には特にあって…彼は「自分の人生の中で自分をどれだけ高めていけるかすごくわくわする」っていう考えをもっていて、スーパーポジティブなの。落ち込んだりもするけど、自分自身をコントロールできている。それでいて自分だけで突っ走っていくのではなく、周りにもしっかり目を向けてるところも素敵だなと思うかな。例えば小さい事だけど先輩でも後輩でも知り合いの誕生日は絶対LINEするとかね(笑)なんかその人のことを見ていると、ネガティブな自分を吹き飛ばせる気がするんだよね。だから自分が悩んだり落ち込んだりするときは、心の中にその人を憑依させてなんとか立ち直ってる(笑)。


詩織さん

浅田真央さんかな。逆境に絶対に負けずに立ち向かって、自分の信念をもって、諦めずに努力し続けられる姿をとても尊敬しているんだよね。ヒロイン的な立場にいるにもかかわらず、謙虚な姿に憧れているなあ。


茉友さん

高2、高3の時の担任の先生かな。めっちゃ美人で、かつ中身がほんとに綺麗なんだよね。生徒を受け持つっていうのは先生として当たり前だとは思うけど、凄く一人一人に対して熱心で。自分が朝早く学校に行って勉強しているのを知って、先生も早く来てくれたり。私が質問に行くのをわかってくれるから、朝早く来て待っててくれたんだよね。あと、私の性質を見て塾を紹介してくれたり、家族のことで悩んでいるときに親身に相談乗ってくれたりとか。自分の人生の大事な一歩に携わってくれて支えてくれた人だなって思う。自分のことを一生徒ではなく、オンリーワンとして接してくれた唯一の先生であり、自分の友達に対する接し方を教えてくれた人かな。


身近な人の幸せが自分の幸せかもしれない

ーあなたにとって幸せとはなんですか?


詩織さん

過去を振り返った時に幸せだと感じられる余裕を持っていること、そう思える自分がいることが幸せかな。自分に余裕が無かったり、何かに追われている時って過去を振り返れることもないと思うんだよね、だから余裕をもって幸せだって思える時間があるのは良いなと思うし、そういう出来事を積み重ねていきたいって思ってる。


茉友さん

自分にとっての幸せは、自分の身近な人がハッピーに過ごせていることだな。自分が幸せだなあって思うことはあんまりないけど、家族や友達の楽しい素敵な話を聞くとほっこりするし、自分が悲しくてもほっこりするんだよね。だからそれが自分の幸せ。周りの環境に影響を受けてるなって思う。


果南さん

難しいよね~今幸せって思える時なかなかない。



ー確かに難しいですよね、じゃあ果南さんは何してる時の自分が好きですか?

果南さん

そうだなあ、この人といる自分が好きだなあって思える人といるときが好きかな。もちろんその人のことが好きで一緒にいるっていうのもあると思うけど、その一方でその人と一緒にいる自分が好きだなって思えるから友達と一緒にいる時もあるかも。



ー幸せって人生の課題ですよね、たまにあ~幸せってなる瞬間がたまらないです笑


ゼミに入ってから新しい価値観を得た、自分の道が広がった

ー座右の銘はやモットーはありますか?


果南さん

今大切にしたいなあって思っているのは、「置かれた場所で咲きなさい」という考えかな。大学に入る前までは、「一日を大切にせよ。その差が人生の差につながる」とか「猪突猛進」とかをモットーに生きてるタイプの人間だったんだけど(笑)その頃は「置かれた場所に咲きなさい」っていう言葉って何か逃げてるみたいで嫌だなあって思ってんだよね、でも変わった。人生って思いもよらぬ方向にステップアップしていくこともあって、後から見返して初めて、そこが転機だったなあって思うこともあるんだなって考えるようになったの。前は逃げてるみたいで嫌いだったこの言葉の本当の意味って、そこに停滞しろっていうことではないってに気づいたんだよね。ゼミに入ってからは特に、流れに身を任せることの重要さを感じるようになったかもしれない。


詩織さん

昔から思ってるものは「人間万事塞翁が馬」。もともとすごい完璧主義だったから、いいことがあるのは当たり前で、悪いことは全然受け入れられなかったんだよね。でも、この言葉を知って、人生いろいろある中で、どんなことにもつながっていくんだなあということに気づいた時に楽になった。あと、最近いいなと思ったのは、「早くいきたければひとりで行け。遠くまで行きたければみんなで行け。」っていうアフリカのことわざかな。ゼミに入るまでは、一人で突っ走っていくタイプだったけど、ゼミに入っていろんな人と意見を交わして進んでいく中で、自分の路が広がったのも感じた。だからこれから先、大切にしていきたいと思う言葉だね。。


茉友さん

「努力は人を裏切らない」かな。昔から自分には才能がないと思っていて…特に牛ゼミに入ってからは、それを感じる機会が多くて、悩んだりした時期もあったけど(笑)でも努力っていうのは誰でもできることだと思うんだよね。昔から「まゆちゃんは頑張り屋さんだね」って周りから褒められて育てられてたこともあって、この言葉は自分の中のモットーとして今も持ってるかな。




牛ゼミ終わっちゃうんだっていう実感が強い

ー社会人になるんだっていう実感湧いてますか?意気込みはありますか?


果南さん

ちょうどこの間地方に配属が決まって...!そりゃ湧いてるよね(笑)家具とかを買って実感がわいているかな。前々から転勤があることを知っていて、自分の生活ががらっと変わるなっていうのがわかってたから、就職先が決まった時から実感は湧いていたかも。


詩織さん

実感はないかも。配属決まってないし、研修はオンラインだし、会社から資料とかも送られてきてるけど、あんまり実感ない。それよりも牛ゼミ終わっちゃうんだっていう実感の方が強いかな。


茉友さん

実感はないかな。まだ卒業の実感もない(笑)本当に大学生が終わっちゃうのが受け止めきれない。現実を受け止めたくないって感じかも。でも最近あった内定者懇親会とかに参加すると、やっぱり実感が湧くし、働くのが楽しみだなと思う。同期も自分に似ている人が多い印象があってワクワクしてるかな。


小さなことでも自分の中で楽しみながら働けたら良いな

ー社会人としての今後の意気込みはありますか?


果南さん

ギラギラした社会人にあんまりなりたくないな。以前は野望とかが表に出るタイプだったと思うけど、今の自分は逆にそういう人と親和性がないなと思ってる。そういう人とずっと一緒にいたら疲れちゃうんだよね(笑)でもそれは適当な人が好きってことじゃないの。自分の芯はしっかり通っているけど、嫌味なく着々と高みを目指していける人が憧れなんだよね。だから私も、社会人になっても表面はギラギラしてないけど一本しっかり芯は通っていて、人の気持ちを柔らかく受け止められる人になりたいと思っているかな。


詩織さん

地に足をつけて目の前のことを着実にこなせる社会人になりたいなと思っている。牛ゼミでの活動を含めて今までは自分を振り返る機会があまりなかったから、そういう面でも余裕のもった社会人になりたいと思ってるかな。


茉友さん

先輩を見てて仕事って大変だなあと思うけれど、楽しんで仕事ができたらいいな。何事もいやいやじゃなく、小さなことでも自分の中で楽しみながら働けたら良いなと思ってる。



過去は未来の自分によって再評価され変容していくもの

ー夢はなんですか?


果南さん

去年の秋くらいにね、『マチネの終わりに』っていう本を読んで、「過去は未来の自分の行動によって再評価され変容していくもの」という考え方に触れたんだよね。そこで思った夢は、海岸で大型犬を連れて天気の良い日にお散歩しているような、可愛いおばあちゃんになること。

人生色々あって、少しの傷によってその100倍嬉しい事だって簡単にかき消されちゃう気分になること、あると思うんだよね。でも最終的に、過去を未来から見たときに、そういう失敗や傷があったからこそ内面的に成長できたな、と評価できるような穏やかでチャーミングなおばあちゃんになりたいな。


詩織さん

半分ふざけた夢をいうなら、何かで有名になって社会にインパクトを残したいという野望がある。Yahoo!ニュースのトップに載るみたいな(笑)もう一個は映画『フォレストガンプ』をみて思ったことなんだけど、この先の人生で出会った人たちから「詩織に会えて良かった」と思われ続けるような人でいたい。どうしたらそう思って貰えるかなと考えたときに、偽りのない自分というか、出会った人とまっすぐ向き合えるような人になりたいという夢があるかな。


茉友さん

現実的なことで言うと早くおばあちゃんに孫を見せてあげたいな(笑)あとは、その時その時が「充実してたな」という瞬間を一個でも多くある人生にしたい。何事も自分にとってプラスになるような人生にしたいかな。



お時間いただきありがとうございました!




編集後記

いきかたずかんの先輩方3人にインタビューをさせて頂き、1年間一緒に活動する中でも今まで知らなかったお話を沢山聞かせてもらいました。やはり先輩方は本当に偉大だと感じ、これからもその大きな背中を追っていきたいと思います。社会人になってもかまってくれたら嬉しいです💕

(M.E)


私も先輩方が卒業される実感がまだ持てないです😢一年間先輩方と活動して、牛ゼミへの取り組む姿勢や価値観など、学ぶことが沢山ありました。また、今回お話を聞いて、これからの社会人生活に対して夢を持つ姿がカッコいいと感じました。社会人になったらまたお話聞かせてください!(M.F)


先輩方にインタビューさせていただくっていうのは、私たちの密かな目標でした!1年間追いつけ追い越せ(全く追いつけなかったけど)で我武者羅にやってきましたが、先輩方が安心して牛ゼミを巣立っていけるように、来年度も突っ走っていきたいと思います🔥ありがとうございました!

(M.M)


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